こんにちは!東京都文京区本郷にある自費リハビリ施設 PNFリハビリセンターの松本 行希です!
「リハビリしている時はよかったのに、しばらくしたら元に戻ってしまった…」そんな経験はありませんか?
実は筋力は、思っているよりずっと早く落ちてしまいます。

●1日でも落ち始めてしまう筋力
人間の体は、使わないと急激に弱っていきます。寝たきりや最大筋力の20%以下の運動量では、筋萎縮や筋力低下が起こりやすいと言われています!
深堀りすると…👇️
✅️安静臥床の場合は、1日で約1〜3%の減少、1週間で約10〜15%の減少、3〜5週間で約50%筋力が低下すると報告されています。
✅️また、太腿の筋肉(大腿四頭筋)やお尻の筋肉(大殿筋)、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋)など重力に抵抗して働く筋肉に起こりやすいと言われています。これらの筋肉は、歩くのはもちろん、階段昇降や趣味活動・スポーツでも使用頻度の高い筋肉ですので、寝込んだり・活動しなかったりすると次の日に身体がだるかったり、重く感じ動きにくくなってしまいます。
●自費リハビリは“きっかけ”作り
当施設でも、姿勢や動作を修正して「体が軽くなった!」と実感していただける方は多くいらっしゃいます。
でもそれは、あくまで“スタートライン”です。
せっかく覚えた正しい動きや筋肉の使い方も、自分で動かし反復しなければ、体は元の状態に戻ろうとします。
身体は「楽な方・得意な方」に適応してしまいます。
●維持のコツは“ちょっとした意識”
「自主練習を毎日やりましょう」言葉で言うのは簡単ですが、毎日継続するのはとても大変なことです。
普段の生活の中で「座っている姿勢を直す」や「歩き始める前に頭の位置を気をつける」など意識するだけで自主練習の一つになります💡
もちろん時間が取れる日は、筋力向上練習やストレッチなど、自分に合った自主練習を行えると更に効果は高まります。大事なのは“やめないこと”
筋力は「一度つけたら一生もの」ではありません。毎日、積み重ねていくものです。
●まとめ
筋力は、動かなければ1日でも低下していってしまいます。
自費リハビリで姿勢や使い方を修正した後、その効果を維持・さらなる向上を図るために自身での自主練習は欠かせません。
「今日やらなかった分だけ、目標達成まで遠回りになってしまうかもしれない」
そう思って、ぜひ日々の運動を続けてみてください。
姿勢の修正や自主練習の提案など、私達がサポートいたしますのでご相談ください。