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身体の動きを取り戻す 自分の体を知る

私たちには自分がどこにあり、どう動いているのか、
いつ・どれくらい力を入れて抜けばいいのか
自分の体を知る仕組み(感覚)があります
しかしその仕組みの働きが低下すると適切に
動けなくなり痛みや転倒などの原因になってきます
再び自分の体を知ることで、痛みや
不便さから解放されるかもしれません
その手段の1つが運動療法PNFなのです

まひ 肩 腰 膝

PNFとは?

PNFは、患者さんの体に寄り添って、脳と神経と筋の繋がりを改善し、身体の動かし方の感覚を取り戻します。

1940年代にアメリカの医師と理学療法士によって開発された運動療法の1つで、その哲学の基本は「全ての人間は障害を持つものも含め未開発の潜在能力を持つ」(Dr. Herman Kabat)という前提の上に成り立っています。
またPNFによる施術は常にポジティブで、対象者様にとって身体的・精神的に何が可能かを考えることを大切にしています。
具体的にはパターンと呼ぶおよそ40通りの「動き」にテクニックと呼ぶ10個の「方法」を組み合わせてながら、対象者の自発運動に対して抵抗を与えて動きを引き出します。
それによりPNFのP(proprioceptive)である固有受容感覚(体の動きを感知する感覚)に正しい情報を入力させ、最終的に運動を修正できると考えています。
PNFは基本的に対象疾患を選びませんが、得意なことは「筋の反応スピードを高めたり、使えていない筋の反応を引き出すことで潜在能力を引き出すこと」であり、その結果が痛みの改善やパフォーマンスの改善につながると言えます。

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施術例

膝
痛みの緩和
70代 男性
診断名:変形性膝関節症
困っていること
階段の下りで踏み込んだ時に左膝が痛い(NRS:8/10=10段階だと8という痛みの自己評価)

施術前
・筋力計:ふくらはぎの筋肉(以下腓腹筋)特に内側の出力が弱い (右:11.0kgf 左:3.1kgf)
・筋電図:腓腹筋内側の反応が遅い
・動作から:左足を踵からそ~っとついていた

腓腹筋内側を使いながら、働くタイミングを姿勢を変えながら学習して頂き最終的に階段降段時の痛みが(NRS:8→2/10)改善しました
動作もつま先から右とほぼ変わらないタイミングで不安なく降りることができました
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子供のスポーツ1
11歳(小学5年生)
診断名:野球肘
困っていること
投球動作で痛みが出る
バットを振っても痛みが出る

経過
半年前から時々痛みが出てきて、強くなってきたので整形外科を受診し野球肘の診断を受けると1ヶ月のノースローを指示されました。しかしもうすぐ1ヶ月経とうとしているがあまり状況が良くなっていないため、来所されました。

投球動作で必要とされる肩の内旋可動域を改善させ、肘を境に前腕と上腕がカウンターのように逆方向に動いていたので体幹、肩甲骨、上腕、前腕、手指の関係を学習してもらいました。最終的にご自身でも痛いときと痛くないときの身体の各部位の位置の違いや、どうしたら痛いのかを理解してもらうことができました。
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子どものスポーツ2
8歳(小学2年生)
診断名:踵骨骨端症(シーバー病)
困っていること
運動をするとかかとが痛い

経過
ミニバスと空手をしている子ですが左踵部に運動時痛が強く、整形外科を受診するも安静を指示され、その期間が終了してまた運動を始めるとまた痛くなるの繰り返していました。二次的に右股関節にも痛みが生じる事もあったようです。安静期間中に何か出来ることはないかと来所された。

左ふくらはぎの筋肉(以下下腿三頭筋)外側頭の過活動により下腿が外側へ引かれていました。このため足部を中間位にすると左のみに足関節の背屈制限がありました。 下腿三頭筋の短縮は踵骨骨端核を後方へ引く力となるため、痛みが出そうな時は踵部を足底方向へ引くテーピングをすることを勧め、また下腿三頭筋外側頭のストレッチやマッサージもご両親に指導しました。
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他院からの推薦文

信頼できる身体の専門家

巣鴨レディースクリニック
花田佐知子

産婦人科医師の花田です。
もともと患者として松田さんの施術を受けていました。施術の効果はもちろんのこと、自分の体の状態について納得の行く説明を頂けたことがとても良かったと思います。
産婦人科の患者様でも、妊娠中の腰痛や産後の尿もれ、骨盤の歪みなどから生じる腰痛など産婦人科領域の二次障害として身体の不調を訴える方が多いです。
以前、勤務していた病院の助産師さんに姿勢についての講習会を開いていただいたこともありました。「良い姿勢とは」を皆で共有できた有意義な時間でした。
今では、自分のクリニックの患者様で身体に二次的な問題を抱えている方を松田さんに紹介もさせていただいています。特に産後の腰痛は数回の施術で改善できるものも多いので、問題が生じたときは後回しにせず大事な身体のケアを早めに行うことをおすすめします。
いくら技術があっても原因の判断が的外れでは意味がなくなってしまいます。その点でも彼の人の動きに対する違和感や変化を感じ取る能力は長けていると思います。
松田さんのような信頼できるプロフェッショナルな身体の専門家を心強く思います。
松田現先生のPNFリハビリセンターを推薦します

医療法人社団青嶺会 松戸整形外科病院
副院長兼リハビリテーションセンター長
理学療法士 遊佐 隆

PNFは、とても素晴らしい考え方と方法を備えていると思います。
欧米では、養成大学のカリキュラムでも臨床の現場でも、日本よりはるかに認知度も高く、汎用されていますが、日本ではじめて国際PNF協会認定コースが開催されたのは1997年で、ほんの23年前のことです。
欧米との臨床活用の歴史からすると、日本のPNFの現状はまだまだ発展途上にあるのかもしれません。松田現先生は、そのPNFを国内・外の理学療法士に広く知ってもらうと共に、より有効に実践できるように、GEN ACADEMY(←リンク)を開設し、また患者さんの施術にも取り組んでおられます。
 アカデミーとしてPNFをより良く伝える事と、リハビリテーションとして患者さんに施すこと、その両立はとても難しいと類推するのですが、このコロナ禍でも様々なニーズに応えるお仕事を成されていくものと想像しております。
 今尚、PNFを学びながら臨床に身を置く人間として、エールを送らせて頂きます。

お客様の声

自己ベストを更新しました。

Aさん32歳男性

以前まで実業団で陸上競技をしていました。
GEN ACADEMYで松田先生よりコンディショニングを受け、更に身体の問題点に対し自主トレを教えて頂きました。
練習に自主トレメニューを加え1ヶ月程続けたところ、自己ベストを2年ぶりに更新し、全日本への出場を決めました。
今は現役を引退し、筋肉が落ちたことで腰痛が出てしまったので、姿勢不良などを今後治療して頂こうと思います。
おすすめです

50代 女性

テニスで膝を痛めてしまいました。もうスポーツを楽しめないとあきらめていましたが、こちらに通いはじめて続けられているのでとても感謝しています。施術はもちろんの事、丁寧な指導と知識で信頼しています。開放的な施設なのもとても良いと思います。
腰椎椎間板ヘルニア

40代 男性

忙しさにかまけて腰の痛みを放置していたところ歩くこともできなくなってしまいました。診断名は椎間板ヘルニア。病院と並行してクリニックにも通い痛み止めを処方されたりリハビリを行なっていたのですが、大きな改善はみられず途方にくれていたところ知人に松田先生を紹介していただきました。タブレットや最新のアプリで筋肉の状態を確認してもらいながら丁寧に、集中的に身体を治療をしていただいた結果、日によって軽く痛む時もありますが、現在は以前と同じように歩いて通勤できるまで回復することになりました。また、ヘルニアになった根本的な原因と専門的なホームエクササイズなども教えていただいております。松田先生本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。

PNFリハビリセンターについて

PNFリハビリセンター

国際PNF協会認定アドバンスインストラクター松田現が代表を務める自費リハビリ施設です。
当施設の特徴はスタッフが国家資格である理学療法士であることから「医学的知識がある」ということと「運動療法PNFをベースに施術を組み立てる」ということにあります。
私たちは患者様の抱えている問題の根本解決を目指します。
例えば痛みに対してはただ取り除くのではなく痛みの原因を探り、再び痛みが出なくなるにはどのような姿勢や動き方をすればよいのかまで提案させて頂きます。
ご自身の身体を知ることで納得した施術を受けていただきたいと思っています。
繰り返す痛みや不便を、年齢や怪我などのためにあきらめ我慢してきた方は多くいらっしゃると思います。
あなたのその身体の問題、本当に筋力が足りないことが原因でしょうか?筋力をうまく使えないことが問題であれば、PNFはあなたの役に立ちます。
PNFリハビリセンターでは皆様の”困った”を解決する最後の砦になりたいと思っています。

松田 現(まつだ げん)

1972年 石川県金沢市生まれ 神奈川県伊勢原市育ち

〈資格〉
・理学療法士  1997年 専門学校社会医学技術学院夜間部理学療法学科卒業
・教育学修士  1998年 立教大学大学院教育学専攻修士課程修了
・国際PNF協会(IPNFA®)認定アドバンスインストラクター
・日本サッカー協会認定C級コーチ、4級審判員
・筋膜マニュピュレーション Level 2 修了
・クラインフォーゲルバッハ Part2 修了
・キネシオテーピング認定トレーナー

〈所属〉
・日本理学療法士協会会員
・国際PNF協会正会員
・日本PNF協会元副理事長
・GEN ACADEMY 代表

専門学校卒業後、理学療法士として都内の一般病院に勤務、急性期~慢性期までの様々な疾患への経験を積む
その後フリーランスとなり、国内、海外(ドイツ)でPNFを学ぶ。
2006年より自費診療施設であるPNF研究所にて勤務
小児から高齢者の中枢神経疾患、整形外科疾患への施術とともにプロスポーツ選手へのコンディショニングやトレーナー活動も行う
2010年より日本で2人目の国際PNF協会認定インストラクターとして日本国内各所で理学療法士や作業療法士、医師を対象とした研修会の開催や韓国での講習活動など活動のフィールドを広げている

2018年自費リハビリ・講習会施設 GEN ACADEMYを設立
2021年自費リハビリ部門をPNFリハビリセンターへ改名

施術者としてのブラッシュアップも常に意識している
ドイツ、オーストリア、ブラジル、オランダ、ハンガリーなど世界各国で毎年1回行われるIPNFA®︎Meetingにほぼ毎年参加し世界の最新情報を取り入れ、また回復期リハビリテーション病院で非常勤職員として勤務し、医療分野の情報収集や技術的な研鑽にも努めている
さらに、PNFは自分の施術における不動の核ではあるが、それとは異なる強みを持つ施術手技も積極的に取り入れ患者様のいかなる問題にも対応できる施術者になりたいと考えている

料金・ご予約から施術までの流れ

■PNFリハビリ
松田現(国際PNF協会認定アドバンスインストラクター)

1時間 16,500円

8,250円 学割:中学生以下対象
3,300円 初回限定価格

■PNFリハビリ
松田祐美子(理学療法士・国際PNF協会認定PNF3B修了)

1時間 11,000円

3,300円 初回限定価格

※1時間の中には施術以外にお着替えやお支払等の時間が含まれます

初回の流れ

1
問診・評価から目標と問題点とその解決策を見出します
まずは、問診票を書いていただき、必要に応じ着替えをして頂きます。(ご持参いただくか、無料の貸し出しウエアをご利用下さい)
その後、担当者が今困っていることや体の状況、今後についてのご希望等をお聞きします。

そして実際に動いaていただく中で反応を見ながら、柔軟性や筋力、姿勢や動作などを拝見し、全体的に評価して問題点を絞ります。
評価はなるべく数値など客観的なデータを取るようにしています。筋力計、筋電図、iPadによる動画や写真などを主に使用します。
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PNFアプローチの評価方法
問題点を絞りながら、根本解決を目指します。→例えば柔軟性であればどの筋の柔軟性が必要なのか、筋力であればなぜその筋力が必要なのか?など具体的な問題点に絞ります。
肉体的・精神的にもポジティブアプローチがPNFの基本です。→弱い身体部位にのみ着目するのではなく、強くて良い身体部位があればそれを利用するというのがポジティブアプローチです。
痛みや辛いことがありましたら無理に行うことはありませんのでお気軽にお伝え下さい。
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結果と身体の説明、今後の課題と自主トレーニングを指導します
最後に評価と施術を振り返り、セラピストのその時点での判断をお伝えします。
ご自身の体を知ることで、リハビリの効果は向上すると考えております。何か疑問を感じることがありましたらどんなことでもお気軽に聞いてください。
必ずしも全ての問題点が判明するわけではありませんので、医師に相談すべき内容であった場合などは病院への受診等を提案いたします。
体が変化を受け入れるには約1万回程度ので繰り返し学習が必要と言われています。よりリハビリの効果を持続させるためにも自主トレーニング方法をご希望に応じ指導させて頂きます。
自主トレーニングは忘れてしまわないように動画や写真に残し、後からメールで送信することも可能です。

アクセス・営業日

営業日・営業時間

月・水・木・金・土
(祝日を除く、研修会等で変動あり)
9:00 - 18:00

電車でのアクセス

都営三田線 水道橋駅───徒歩3分
JR総武線 水道橋駅───徒歩 8分
東京メトロ 丸ノ内線・南北線 後楽園駅───徒歩8分

電話番号

03−6801−5359

住所

東京都文京区本郷1-21-5 第4太平ビル3F