症例報告(仙腸関節炎)

2025年5月7日 未分類

・左仙腸関節炎

・右足母趾種子骨除去術(15年前)

仙腸関節痛に対する体幹の治療は保険診療内で行なっているとのことですが、足については診断名がついていないのでリハビリでは触ってもらえないとのこと。

ご本人は仙腸関節の痛みの大元は足からきていると感じ、当センターに来院されました。

こういう場合の本人の予測は合っていることが多いです。

足部を触診した結果、非常に硬い足底とハイアーチ、前足部と後足部での捻れの減少がありました。

時間をかけて足部に本来の感覚や筋力を取り戻していただいた結果、「この15年で一番いい状態かも」というお言葉をいただきました。

体幹にももちろん問題はあります。しかし、人間が立って歩いている時に触れているのは足底だけですから、足がうまく使えないことには体幹は働きません。

足を良くすることで腰痛や肩こりに良い影響を及ぼすことは多く見られます。

改めて足部の重要性を教えてくれた症例でした。

動画はインスタグラムにアップしていますので、よければご覧ください。

Instagram @pnf_reha

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