◆はじめに
こんにちは!東京都文京区本郷にある自費リハビリ施設 PNFリハビリセンターの松本 行希です!
本日は、顎関節症と噛み合わせについて実際のお悩みをもとに施術させていただく機会がありましたのでお話させていただきます。

◆顎関節症ってなに?
顎関節症は「顎(あご)の関節」や「咬む筋肉」に問題が起きてしまう状態のことをいいます。
症状は人によってさまざまですが、代表的なのは次のようなものです。
• 口を開けると「カクッ」と音がする
• 口が大きく開けにくい
• 顎を動かす時に痛みや動かしにくさが出る
顎関節症が原因で頭痛や首・肩が痛くなったりすることもあります。📝
◆なぜ痛みが出るの?
顎関節症で顎が痛むのは、首や頭の向きにも大きく影響を受けています。
• 顎関節や筋肉の炎症
• 関節円板のズレ
•噛み合わせの悪さ
•姿勢の崩れ
その中でも顎の位置がずれてしまい、噛み合わせに左右差が生じて、特定の筋肉に負担がかかり痛みが出る場合があります。
◆実際の症例
先日いらした方は「硬いものを食べると右のほっぺが痛い」とのお悩みでした。
炎症などは無く、硬いもの以外は痛みも無く食べれているとのことでした。評価させていただくと、頭と顎の向きにズレがあり、噛み合わせ(筋発揮の左右差)に影響が出ていると考えました!
そこで、頭の向きと顎の位置を整えた中での噛む力を反復して実施した結果… 硬いものが痛みなく食べられるようになりました!
◆ 改善のポイント
噛んだ時の痛みといっても様々な原因が考えれるので、
•筋肉の炎症はあるのか
• 頭や首の向きは傾いていないか
• 姿勢(猫背で首が前に出ていないか)
• 顎の位置がズレて噛み合わせのバランスが崩れていないか
など色々な角度から原因を探っていくことが大切です。☝️
◆まとめ
顎関節症での疼痛は、顎の向きなど様々なことが関係しています。
硬い物を食べると痛いという悩みに対して、何が原因か評価した上で課題の共有や自主練習を提示させていただき、施術後も効果が続くようにサポートさせていただいています💡
なにか、お悩みがありましたらご気軽にご相談ください!