〜専門性の証〜
こんにちは。水道橋にある自費診療施設 PNFリハビリセンターの松本 行希です。私が取得している脳卒中認定理学療法士。「認定理学療法士って何?」「脳卒中認定理学療法士ってなにがすごいの?」
そんな疑問にお答えしながら、この資格がどういうものかをお伝えします。

◆ 脳卒中認定理学療法士とは?
日本理学療法士協会が認定する専門資格の一つで、
脳卒中に対する深い知識と臨床経験を持った理学療法士だけが取得できます。
理学療法士協会のHPでは、認定理学療法士制度は「専門性の高い臨床技能を有するスペシャリストを育成するプログラム」と紹介されてます。
◆ 資格を取るまでの流れ✍️
この資格を取得するには、以下のようなステップが必要です!
1. 理学療法士免許を取得
2.登録理学療法士の取得 :
前期研修(座学:33時間 実地研修:48時間 最短履修期間2年) 後期研修(座学:76.5時間 実地経験:3年)
3. 脳卒中リハに関する研修会や講習会を受講
(指定研修:18時間 臨床認定カリキュラム必須:22.5時間 選択:7.5時間 日本理学療法学術研修大会の参加)
4. 認定試験に申し込み、筆記試験に合格
つまり、認定理学療法士を取得するためには、登録理学療法士になる(最短5年)+多くの研修会・学会に参加し要件を満たした後、一年に一回ある筆記試験に合格することが必要になります!
また認定理学療法士は更新制のため、取得後も研修会や学会への参加、学会発表などを行うことが必要になってきます。
◆ 持っていると何がすごいの?
✅ 1. 信頼できる知識と経験
認定理学療法士にも脳卒中や整形など様々な分野があるため、項目に特化した内容を時間をかけて学んできた証となります。
✅ 2. 資格の貴重さ
先ほど、取得方法をお伝えしましたが時間&費用もかかり、試験もあるため理学療法協会に入会している理学療法士の約1割ほどしか取得されていません。実際には、協会に入っていない理学療法士の方もたくさんいるので、取得率はもう少し低くなります。
◆ 最後に:資格は道の途中、ゴールは「ベストを尽くす準備をしておくこと」こと☘️
この資格を持っていることは、私にとっては「学んでいる証拠」です。
しかし資格を取得すれば、お客様がよくなるわけではありません。
自己研鑽を続け、一人ひとりの状態にしっかり向き合い、その瞬間のベストを提供すること。
それこそが、私は大切なことだと思っています。
これからも、より良いサポートができるよう努めてまいります。