こんにちは!東京都文京区本郷にある自費リハビリ施設 PNFリハビリセンター の松本 行希です。
「最近よくつまずくようになった」「バランスを崩しやすくなった」
そんなお悩みを感じたとき、“加齢”や“筋力低下”が原因だと思われる方、言われた方も多いと思います。しかし、それだけでは無く、固有感覚(自分の身体の動きを感じる感覚) が低下していることも、転倒やつまずきの大きな要因になるのです。
本日は、 固有感覚が低下するとどうなるのかについてお話しします。
※固有感覚についての詳しい説明は次回以降のブログで掲載いたします
◆ 固有感覚が低下すると?
ケガ・麻痺・加齢・長期間の不動などで固有感覚が低下すると、体の動きを正確に感じ取りにくくなり、次のような影響が現れます。
• 足が思った位置に出せず、躓きやすくなる
• バランスを崩しやすくなる
• 動作がぎこちなくなる
本人は「筋力が落ちた」「体が思うように動かない」と感じることが多いですが、
その背景には“筋肉の問題”ではなく、固有感覚の低下 が関わっていることも少なくありません。
◆ PNFは固有感覚への働きかけが得意
私達が用いているPNF(固有受容性神経筋促通法:Proprioceptive Neuromuscular Facilitation)は、まさにこの固有感覚に働きかけるリハビリ法です。
PNFでは、関節や筋肉を刺激し、脳への“正しい感覚入力”を促します。この繰り返しにより、脳は再び「体の位置」や「動きの正確さ」を学び直し、スムーズに、安定して動ける体 を取り戻すことができます。つまりPNFは、「固有感覚を通じて、神経や筋の働きを改善させ、身体機能を変化させるコンセプト」です。

◆ まとめ
つまずきやすくなった原因は、単なる加齢や筋力低下だけではなく、固有感覚が低下している可能性もあります。
PNFリハビリセンターでは、この固有感覚に働きかけるPNFを用い、「できなかったことができるようになる」「不安だった動作がスムーズに行える」そんな変化をサポートしています。
もし、「最近、つまずくようになった」「前より動きにくくなった」と感じる方は、ご相談ください。