〜痛みの正体と、身体からのサインを読み解く〜
こんにちは!文京区水道橋にある自費リハビリ施設 PNFリハビリセンターの松本 行希です!

こんな経験ありませんか?「ケガしてないのに痛い」 「レントゲンでは異常がないって言われたのに…」
そんな声をよく耳にします。実はその痛み、悪い姿勢や身体の使いすぎが原因かもしれません。今日は、『慢性痛』に関してお話していきます。
痛みは身体からのSOSサイン🆘
ケガや炎症で起きる「痛み」は急性期痛と呼ばれます。急性期痛に関しては、今度お話していく予定です。
『慢性痛』の多くは、日常の姿勢や動作のクセが積み重なって、筋肉や関節に負担をかけ続けた結果として痛みが現れます。つまり、姿勢が崩れた状態(ケガの後も含む)で生活をしていることで痛みを誘発している可能性があるということです。痛みを放っておき、長期間続いてしまうと脳🧠が痛いと認識し、痛みが取れにくくなってしまうこともあります。
姿勢の乱れが引き起こす痛み
猫背、反り腰、片足重心、スマホ首…
これらの崩れた姿勢が、特定の筋肉や関節に過剰なストレスをかけてしまいます。
例えば:
• 猫背 → 頭が前にでてしまう・巻き肩や背中を伸ばす筋肉が弱くなる…
• 反り腰 → 腰への圧力が増えて慢性的な腰痛発生⚠️ 腹筋の筋力が弱くなる…
姿勢は、静止している時だけでなく、歩き方・立ち上がり方・座り方など、動作の始まりの姿勢ですのですべての動作に影響します。
「使いすぎ」も要注意!
痛みはケガだけでなく、「筋肉の緊張」や「姿勢のクセ」などからも起こります。
• 長時間のスマホやデスクワーク
• 急な負荷(運動や家事)
これらは血流の悪化や筋肉の酸素不足を招き、「痛み物質」が出やすくなります。
🧩つまり、「使いすぎ」も「使わなすぎ」も、どちらも痛みの原因になりうるのです。身体は本来、バランスよく使うことで機能を保っています。
レントゲンやMRIに写らない「機能の問題」
検査では異常なし、でも痛みはある。
それは、筋肉・関節の「使い方」や「動きのクセ」に原因があるかもしれません。
私たちは、そういった「機能的な問題」に目を向け、サポートをしています。👀
痛みを我慢しないで、正しく向う
痛みを放置したり、間違った動かし方を続けたりすると、さらに症状が悪化してしまう・脳が間違って認識し痛みが取れにくくなることも。
痛みには「原因」と「対策」があります!私たちは、「その人の姿勢や動作」を丁寧に分析し、適切なストレッチやトレーニング、動作改善のサポートを行います。
まとめ
✅ 慢性痛は、身体の使い方や姿勢が原因のことがある
✅ 使いすぎ・姿勢不良でも、筋肉や関節にストレスがかかる
✅ 痛みが続くときは「使い方」を見直すチャンス
「もう年だから」「どうせ良くならない」とあきらめずに、一度ご相談していただければと思います。